2024年度第2回フィールド報告サロン(東大文化人類学コロキアム#7) - 「バイオアート」のフィールドワーク
7/3(水)の夕方に、今学期二度目のフィールド報告サロンを行います。大学院水曜ゼミの5限の時間枠で行いますが、これは研究室全体の行事であり、博士課程での現在進行中の研究を知る良い機会ですので、
日時: 2024年7月3日(水) 17:00〜18:30(延長の可能性あり)
場所: Komcee East K114
発表者:塚本隆大(博士課程3年)
司会:箭内匡
【フィールド報告サロンとは】
「フィールド報告サロン」は、フィールドワークから戻ってきてさほど時間の経っていない大学院生に、ビジュアルな素材等も使いながら、現場に近い目線から報告してもらって、ざっくばらんに話し合うことを趣旨としています。教室で行うものですが、形式張らない話し合いの雰囲気を示すために「サロン」と名付けています。文化人類学という学問の核心をなすフィールドワークという作業について理解を深める重要な機会です。
今回は、芸術の人類学的研究をしてきた博士課程の塚本さんが、「バイオアート」という先端的領域の実践団体を拠点に2年間行ったフィールドワークに基づくものです。本研究室でもこれまで少なかった、現代の先端的なアートを対象とした新しいタイプのフィールドワークの事例になっています。これまでバイオアートと触れたことがない人でも興味を持てる発表になると思います。
【発表者からのメッセージ(塚本さんより)】
私は2022年4月から約2年間、テクノロジーやエコロジーをテーマとする、いわゆるバイオ・アートの実践団体metaPhorestでフィールドワークを行ってきました。ここでは私自身も metaPhorestの一員として、発表や展示、企画、制作といった様々な活動に従事しながら、参与観察を重ねてきました。
フィールド報告サロンでは、これらの内容を、基本的には時系列に沿いながら、その時々の写真や動画、対峙してきた論文などと共に振り返ります。作品や実践の、制作・企画段階から展示、実行に至るまでの間や、更にはそれ以降も、そこに関わった人々や組織、場所などに様々な影響を与え、変容を促し、イメージの喚起をもたらしてきたのを、現場で見てきました。現在は、その複雑な全容をつかもうとしています。
今回の発表では、皆さんにスライドをお見せしながら、ディスカッションのなかで、この独特のフィールドにどうアプローチしたらよいか、一緒に考えさせていただければと思っています。